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周防大島の不動産はすぐ買う?まず借りる?移住前に確認したい7つのこと

執筆者の写真: honmyokazutake1
honmyokazutake1
10月23日
読了時間: 8分

周防大島で海を眺めながら暮らしたい。

 

古い家を直して、自分らしい生活を始めたい。

 

そんな思いで周防大島の不動産を探している方も多いと思います。

 

物件を見に来て、窓から海が見えた瞬間に「ここに決めたい」と気持ちが固まることもあります。その感覚も、もちろん大切です。

 

ただ、実際の暮らしは景色だけでは回りません。

 

買い物、病院、通勤、道路、駐車場、建物の修繕、台風や大雨への備え。住み始めてから気づくことが、島の不動産にはたくさんあります。

 

そこで今回は、周防大島へ移住する場合に、家をすぐ購入するべきか、まず賃貸住宅などで暮らしてみるべきかを考えてみます。

 

結論から言うと、迷っているなら急いで買わなくてもよい

 

家を買わずに様子を見ることは、遠回りとは限りません。

 

最初から希望する地域や暮らし方が明確で、建物の状態や周辺環境にも納得できるなら、購入するのもよいと思います。

 

一方で、次のような方は、まず短期間でも島で暮らしてみる方法を検討する価値があります。

 

  • 周防大島には観光でしか来たことがない

  • 家族の中に移住を迷っている人がいる

  • 仕事や収入がまだ安定していない

  • 車を運転しない家族がいる

  • どの地区が自分に合うか分からない

  • 古民家の改修費用をまだ調べていない

 

周防大島町には、移住を検討している方向けの「お試し暮らし住宅」もあります。現在の案内では、2週間・3週間・4週間の利用期間が設けられています。

 

旅行の宿ではなく、実際の生活に近い形で島暮らしを体験するための制度です。利用条件や空き状況は、申込み前に町の公式案内で最新情報をご確認ください。

 

数千万円とはいかなくても、不動産の購入には大きなお金が動きます。暮らしとの相性を確かめてから決めるほうが、結果的に早いこともあります。

 

家を買う場合の良いところと注意点

 

家を購入すれば、自分の好みに合わせて手を入れやすくなります。

 

壁を塗り直したり、畑を作ったり、倉庫を仕事場にしたり。賃貸住宅では難しい改修も、自分の家なら検討できます。

 

一方で、古い家は購入代金だけを見て決めると危険です。

 

屋根、外壁、床下、シロアリ、給排水設備、浄化槽、給湯器など、住み始めてから修繕費がかかることがあります。

 

300万円で買った家に、500万円以上の修繕が必要になることもあります。安く買えたかどうかは、購入後に必要な費用まで見なければ分かりません。

 

中古住宅については、雨漏り・シロアリ・耐震と修繕費の確認点も参考にしてください。

 

まず借りる場合の良いところと注意点

 

賃貸住宅やお試し暮らしを利用する利点は、その地域での生活を実際に確かめられることです。

 

朝夕の道路の様子、買い物にかかる時間、風の強さ、雨の日の水はけ、近所との距離感などは、晴れた日の内覧だけでは分かりません。

 

ただし、周防大島では希望条件に合う賃貸住宅が、いつでも十分にあるとは限りません。

 

ペット可、畑付き、海が見える、駐車場が広いといった条件を重ねるほど、選択肢は少なくなります。

 

「まず借りたい」と考える場合も、購入物件と賃貸物件を並行して探したほうがよいでしょう。

 

移住前に確認したい7つのこと

 

周防大島への移住前に確認したい道路・買い物・修繕・生活設備・災害・地域のイラスト

 

1.晴れた昼間だけで物件を決めない

 

海が青く見える晴天の日は、どの物件も魅力的に見えます。

 

できれば雨の日、夕方、風の強い日にも現地を確認してください。

 

敷地内に水がたまらないか、道路が暗くないか、海からの風が建物に強く当たらないかなど、天候や時間帯によって見え方が変わります。

 

遠方から何度も来るのが難しい場合でも、仲介する不動産会社に雨天時の様子や風向き、周辺道路について聞いておくことをおすすめします。

 

2.買い物・病院・仕事場まで実際に走ってみる

 

地図で見る10キロと、実際に島の道路を走る10キロは同じ感覚ではありません。

 

カーブや坂道が続く場所もあれば、道幅が狭く離合しにくい場所もあります。

 

スーパー、病院、職場、学校など、普段利用する場所まで実際に車で走り、所要時間を確認しておきましょう。

 

周防大島町内にはバス、乗合タクシー、一般の方も利用できる一部のスクールバスなどがあります。車を使わない家族がいる場合は、町の公共交通案内で停留所や時刻も確認してください。

 

3.家だけでなく、そこまでの道路と駐車場を見る

 

周防大島の物件探しでは、建物と同じくらい道路が重要です。

 

昔からの集落には、軽自動車なら通れても普通車では入りにくい道があります。敷地内に駐車場がなく、少し離れた場所を借りなければならない物件もあります。

 

引っ越し業者やリフォーム業者の車が入れるか、将来介護や救急の車両が来る場合に支障がないかも考えておきたいところです。

 

土地から探す場合は、接道・農地・上下水道・がけ条例の確認点もあわせてご覧ください。

 

4.購入価格ではなく、住み始めるまでの総額を出す

 

物件価格が安いと、少しくらい直せば住めそうに思えることがあります。

 

しかし、実際には次のような費用が重なる場合があります。

 

  • 登記や契約にかかる費用

  • 仲介手数料

  • 家財の処分費

  • 屋根や外壁の修繕費

  • 水回りの改修費

  • 浄化槽や排水設備の工事費

  • 駐車場の整備費

  • エアコンや給湯器の交換費

  • 引っ越し費用

 

「物件代金がいくらか」ではなく、「無理なく暮らし始めるまでにいくら必要か」で判断してください。

 

町には住宅取得や空き家改修に関する支援制度がありますが、対象者、対象物件、申請時期などの条件があります。制度を使う場合は、契約や工事の前に最新の要件を確認することが大切です。

 

5.水道・排水・通信環境を確認する

 

蛇口から水が出るから大丈夫、とは限りません。

 

長く使われていない家では、配管から水漏れすることがあります。トイレが汲み取り式なのか、単独処理浄化槽なのか、合併処理浄化槽なのかによっても、改修や維持管理の内容が変わります。

 

仕事でインターネットを使う方は、希望する回線が利用できるか、携帯電話の電波が室内まで届くかも現地で確認しましょう。

 

特に在宅勤務では、「インターネット利用可」という説明だけでなく、必要な速度や回線工事の可否まで確認したほうが安心です。

 

6.災害リスクと避難経路を見る

 

海に近い家、高台の家、山を背負った家。それぞれに良さがありますが、確認する災害リスクも異なります。

 

周防大島町は、土砂災害、洪水、津波、高潮などのハザードマップを公開しています。

 

物件だけでなく避難経路まで、町の防災情報・ハザードマップで確認しておきましょう。

 

ハザードマップに色が付いているから必ず被害が起きる、色がないから絶対に安全、というものではありません。

 

現地の高低差、擁壁、裏山、水路なども一緒に確認することが大切です。

 

7.もし暮らし方が変わった場合まで考える

 

移住を考えているときは、その家で楽しく暮らす未来を思い描きます。

 

それと同時に、仕事や家族の事情が変わった場合も考えておきましょう。

 

再び売ることになったときに買い手を見つけやすいか、長期間留守にする場合は誰が管理するのか、賃貸に出せる状態なのか。

 

出口まで考えるのは、後ろ向きな話ではありません。安心して買うための準備です。

 

空き家バンクと不動産会社、両方を見て探す

 

周防大島で住まいを探す方法は、一つではありません。

 

町の空き家バンクや空き地バンク、一般の不動産会社、知人からの紹介など、複数の窓口があります。

 

空き家バンクには、所有者から登録の申込みがあった物件が掲載されます。一方、不動産会社が扱う物件や、まだ公開前の相談物件が別にある場合もあります。

 

どちらが優れているという話ではありません。一つの窓口だけで決めず、両方を確認しながら探すのが現実的です。

 

町の制度については、周防大島町の空き家・空き地情報から確認できます。

 

現在販売中の物件は、みかんいりこ不動産の物件一覧でもご覧いただけます。

 

「買うか借りるか」より先に、どんな暮らしをしたいかを決める

 

家を買うか、まず借りるか。この二択から考え始めると、なかなか答えが出ないことがあります。

 

その前に、次のことを家族で話してみてください。

 

  • 毎日海が見えることを優先するのか

  • 買い物や病院への近さを優先するのか

  • 畑や庭が必要なのか

  • 家の修繕を自分で楽しめるのか

  • 何年間住む予定なのか

  • 月々いくらまで住まいに使えるのか

 

優先順位が決まると、購入と賃貸のどちらが合っているかも見えやすくなります。

 

周防大島での物件探し全体については、中古住宅・土地・古民家の探し方と注意点も参考にしてください。

 

海の見える物件を希望する方は、景色の良い不動産ほど確認したい7つのこともあわせてご覧ください。

 

 

まとめ

 

周防大島への移住では、最初から家を購入する方法も、まず借りて暮らしを確かめる方法もあります。

 

大切なのは、勢いだけで決めないことです。

 

晴れた日に見る景色だけでなく、雨の日の道路、毎日の買い物、建物の修繕費、災害リスク、地域との相性まで含めて考えてみてください。

 

「まだ買うかどうかも決まっていない」という段階でも大丈夫です。

 

みかんいりこ不動産では、物件を売ることだけを急がず、どのような暮らしをしたいのかを伺いながら、周防大島の不動産探しをお手伝いします。

 

 

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